コンビニでソバやそうめんを買うと、「ほぐし水」がついてきます。
私が子供のころはなかったものだと思うのですが、このほぐし水の正体っていったい何なのでしょう。
それに上手くほぐせないことも多かったりしますが、上手なほぐし方はあるのでしょうか。
詳しく調べてみました。
そもそもほぐし水とは
最近はコンビニでソバやそうめんを買うと、「ほぐし水」なるものがついてきます。
初めて見たときは何に使うのかわかりませんでしたよね、ほぐし水って名前なのに(笑)
一応用途を説明しておくと、麺類は時間がたつと固まってしまうので、それをほぐすためのものです。
どうやら2007年ごろから使われているみたいで、ここ10年ちょっとの間に登場したものなのですね。
私が子供の頃、ほぐし水は入っていませんでした。
体調が悪くて食欲がない時はよくソバを親に買ってきてもらっていたのですが、当時はパックに小分けにして入れられていました。
ただそれでも固まってしまうので、その小さな塊のままツユに突っ込んでいたものです。
でもたしかに水でほぐしておけば、食べやすくなりますよね。
当たり前のことなのに、コンビニのソバに袋水を入れるっていう発想がここまで出なかったなんて!
ところでこのほぐし水、いったい何者なのでしょうか。
ただの水なのか、それとも特別な水なのか、気になりますよね~。
ほぐし水の正体とは
ほぐし水がただの水なのか、それとも特別な水なのか。
ほぐし水の袋には成分表が書かれているので、それを見てみると…
「水」
としか書いていません。
ということはただの水なのでしょうか…?
というわけではなく、ほぐし水を製造しているメーカー曰く、ツユの味を薄めないためにほんのり塩味がついているとのこと。
最近ではほぐし水に出汁が入っているパターンも増えましたね。
またナトリウムとアミノ酸も含まれているため、日持ちもするといいます。
ただの水のようで、ただの水でない、ほぐし水とはそんな奴みたいです。
上手に麺をほぐすには…?
ただほぐし水の最大の難点は、“ほぐせない”ということです。
ほぐし水をまんべんなくかけても、なかなか固い麺がほぐれていかず、ちょっとイライラ…
ほぐし水で上手に麺をほぐす方法はないものでしょうか。
もっとも簡単な方法としては、ほぐし水を入れてから麺を揺らすというものです。
ほぐし水をまんべんなくかけた後、ふたをし直して、左右に振ったり、手前・奥に振ったり。
そうすると、お箸でほぐすよりも簡単にほぐれます。
もちろん蓋をしていても激しく降りすぎれば麺が飛び出してしまうので、注意してください。
(薬味や具材などもあらかじめ取り出しておきましょう)
他には麺を裏返しにしてほぐし水をかける方法なんかもあるみたいですね。
みなさんもほぐし水の上手な使い方を見つけて、美味しくいただいてください。
あとがき
ついちょっと前までは見かけなかったほぐし水という謎の存在。
でもよくよく考えたら、麺が固まりやすいというのは確かに不便な点でした。
それを味を薄めることなく解決してくれるほぐし水、実はすごい奴なんじゃないでしょうか。