先日中古のノートPCを買いに行ったのですが、その際商品に「キーボードにテカりあり」という説明書きがありました。
確かに自宅のキーボードの光沢がちょっと変だなって思うことはあったのですが、あれって使用による劣化だったんですね。
実使用上には問題ないのですが、見栄えがちょっと悪くなるので、何か対策があればうれしいところ。
今回はキーボードのテカリの原因・対策について調べてみました。
どうしてキーボードがテカるのか
皆さんも長年使用したキーボードがテカっていたりしませんか?
黒いキーボードだと光沢に違和感が出てきたり、白いキーボードでも汚れて見えるようになったり。
キーボードとしての実使用には問題はなくても、見栄え的にはちょっと…。
特に高いキーボードは長く使いたいので、きれいな状態を保っておきたいですよね。
ノートPCだって中古で売却することも考えると、テカりはなるべく抑えておきたいところ。
キーボードがテカってしまう原因は何なのでしょうか?
予想しやすいところで言えば、やはり手の脂の汚れでしょうか。
キーボードは手で扱うものなので、どうしても手の汚れ(手垢など)が付着しやすくなります。
特によく使うキーだけがテカっていたりすると、やっぱり汚れなのかな~という気になります。
でもキーボードのテカり、拭いてすぐ落ちるときもあれば、全然落ちないときもあるんですよね。
長年の汚れと言えど、拭いても拭いても全くテカりが治まらないことも。
もしかすると、汚れ以外にも何か原因があるのでしょうか。
キーボードのテカりは摩耗だった?
キーボードのテカりは脂汚れの時もありますが、実は使用に伴う摩耗でもテカってしまいます。
キーボードには表面には傷や汚れ防止のコーティングがされているのですが、
使用していくうちにそのコーティングがはがれてしまい、光が強く反射してしまうようになるのです。
手脂の汚れの時と同様に、よく使うキーだけコーティングが剥がれてしまうので、余計に目立つんですよね。
もちろん拭いてもぜんぜん効果がありません。
単なる手垢の汚れより余計に厄介なんですよね~
テカってしまったキーボードはどう直す?
キーボードのテカりを対策するには、やはりキーボードにカバーをつけるのがもっとも確実でしょうか。
手垢によるテカりも、摩耗によるテカりも抑えることができます。
キーの隙間に入ってしまうほこりなども防ぐことができますね。
ではテカってしまったキーボードに対してはどうすればいいのか。
手垢による汚れであれば、無水エタノールが有効であるといわれています。
無水エタノールは電子機器に使用しても問題のない洗浄液として知られ、もちろんキーボードにも使用可能。
手垢の汚れがあっという間に落ちていきます。
ただし揮発性が高く、もたもたしているとキーを拭く前に蒸発してしまうので注意が必要です。
では摩耗によるテカりにはどう対処するのか。
これについては、意外なことにツヤ消しが有効だったりします。
キーボードがテカっているのはコーティングが剥がれて反射がまぶしい状態なのですから、
つや消しをスプレーして反射を抑えれば、テカリが目立たなくなるのです。
いずれも簡単な方法ですので、ぜひお試しください。
あとがき
実はキーボードのテカりの原因は大きく分けて2つありました。
特に摩耗によるテカりは予想外でしたね。しかもその対策はつや消しと、さらに予想外。
意外なお手入れ法が有効なキーボードですが、長く使うためにも掃除の方法を覚えておきたいところです。