年末年始はついつい料理を食べ過ぎてしまって、お腹がポッコリしちゃいますよね。
そろそろダイエットをしなければ!と決意されている方も多いのではないでしょうか。
ダイエットというと時代によって流行り廃りがあるのですが、ここ数年で話題になっているのが「糖質制限ダイエット」です。
名前はすごくシンプルですし、芸能人がCMでその成果を見せてくれていたりするので、すごくわかりやすいですよね。
ですがこの糖質制限もやりすぎると体を悪くしてしまう可能性もありますので、注意しなければなりません。
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットは、その名の通り糖質を制限するダイエットです。
糖質というと砂糖やそれを使った甘いお菓子なんかをイメージするかもしれませんが、
ご飯やパンといった炭水化物も立派な糖質です。
炭水化物は体内に入ると唾液や膵液などに消化・分解され、糖へと変化しますから。
ご飯って意外とカロリーが高いんですよね。
お茶碗1杯分(約150g)で約240キロカロリーにもなるといわれています。
これはコンビニなどで売っている板チョコ1枚分よりちょこっと少ない程度。
1日に食べる量のことを考えると、結構なカロリーになってしまいます。
そこで摂取する糖質の量を減らすことで、ダイエットになるのではないかと始まったのが「糖質制限ダイエット」なのです。
糖質制限ダイエットにおける注意点
糖質制限ダイエットは確かに痩せます。
普段の食事からご飯を抜くだけでも、結構な効果を感じることができると思います。
ですが糖質を制限しすぎると、むしろ体に悪影響が出てしまうこともあります。
本来、糖質は人が活動するための大事なエネルギー源です。
そのため、糖質が不足してしまうと脳などに十分なエネルギーが送られず、無気力や倦怠感、眠気などが出てしまうことがあるのです。
そのため、糖質を止めれば痩せる!ということではなく糖質を「控える」という考え方に変えることが大切となってきます。
糖質を制限する前に、まず自分がどれだけの糖質を摂っているか見直すところから始めましょう。
健康的なダイエットを心がける
糖質制限に限った話ではないですが、やはり過度なダイエットは体の負担になってしまいます。
ダイエットというと、食事の量を減らしつつ適度な運動をして、夜はしっかりと寝る健康的な生活が理想ですよね。
ですが現実問題としてそれが実現できるかといわれると…むずかしいところです。
だからこそついつい極端なダイエットに走りがちになってしまうのですが。
その場合、まず「自分は何が続けられるか」を考えましょう。
運動が続けられそうな場合は、少しくらい食べちゃってもいいやと気楽に考えるのです。
ダイエット食を作るのが楽しいというのであれば、運動は思い立った時にするくらいでいいのです。
大事なのは「継続すること」ですから、楽しいと思えることが1つでもあれば、そこに集中するという方法でもいいのではないでしょうか。
(特に運動は記録が伸びてきたら一気に楽しくなりますよ)
あとがき
いろいろと注意点の多い糖質制限ダイエット。
確かに糖質を制限すると体重はぐんぐん減っていくのですが、糖質は体にとって大事なエネルギー源ですから、簡単には制限できません。
過度なダイエットをするより、まず自分ができることを見つけて、そこからダイエットに取り組んでみましょう。