みなさんはバスマットにこだわりはありますか?
お風呂上りに足元を拭くという用途しかありませんが、やっぱり足元の感覚って敏感ですから、
ずっとビショビショのままだと後に使う人が少し可哀そうです。
ですがある素材を使ったバスマットだと、乾くのが非常に早く、常にサララサの状態で使えるんです!
その素材とは「珪藻土(けいそうど)」
ネットではその名が広がりつつあるこの素材ですが、いったい何者なのでしょうか。
いま注目を集めている珪藻土バスマット
次世代のバスマット素材として注目されている「珪藻土」
この珪藻土を使ったバスマットは、めちゃくちゃ乾くのが早いのが特徴です。
家族が順番にお風呂に入ったとしても、全員がサラサラのバスマットを使うことができます。
普通のバスマットなら乾くのに数時間はかかるものを、この珪藻土バスマットは数十分あればもうサラサラですから。
しかもバスマットの下に水が漏れることもなく、このスピードで完全に水を吸いきってくれているのもポイントです。
さらに吸収した水はバスマットの中で保持し続け、部屋が乾燥した時に放出してくれるという、加湿機能までついています。
普通のバスマットでは考えられなかったことを、珪藻土バスマットは実現してくれています。
ですがあまりにもいいことづくめばかりだと、ちょっと疑いを持ってしまうのが人間の性。安全性などは大丈夫なのが気になります。
ではこの珪藻土とはいったい何者なのでしょうか。
珪藻土バスマットの素材である珪藻土とは
珪藻土というのは、珪藻の化石から作られた岩石です。
ではその珪藻はいったい何なのかというと、その時の通り「藻類」です。
細胞が珪酸質の殻に覆われている藻類の総称が「珪藻」となります。
そしてこの珪藻が化石化して堆積、岩石化したものが珪藻土というわけですね。
主成分は二酸化ケイ素であり、安全性には特に問題ありません。
そしてこの珪藻土は水分や油分を大量に保持することができるという特徴があります。
バスマットがすぐに水を吸い取ってくれるのもそのおかげですね。
他にも耐火性・断熱性に優れているため、建材として使われたりもします。
地域によっては食用としても使われていて、アイヌ民族が汁物のとろみ付けとして使っていたという話もありますね。
ただし大量に食べると便秘に悩まされたりするので、要注意です。
珪藻土バスマットにもきちんと手入れを
ただ珪藻土バスマットにも少しだけですが気を付けなければならないこともあります。
基本的には洗濯などの手入れは不要ですが、月に1回程度は日陰干しをしなければなりません。
ため込んだ水分は部屋が乾燥すれば勝手に放出しますが、使用頻度や環境によっては、放出する前にいっぱいになってしまうこともあります。
そのため、日陰干しで水分を放出してあげなければなりません。
また皮脂汚れなどがたまって黄色く見えてしまうこともありますので、その場合は表面をやすりで削るように手入れしてあげましょう。
カビが生えてしまったときも、同様に手入れします。
そして1番の注意点が、珪藻土バスマットは割れるという点です。
強い衝撃を与えたり、高いところから落としてしまうと割れてしまうことがあります。
バスマットに飛び乗ったり、手入れ時に上から落下させないよう注意しましょう。
あとがき
次世代のバスマットとして注目を集めている珪藻土バスマット。
これまでのバスマットの常識を覆すような機能ばかりをもっていて、あなたのお風呂生活をがらりと変えてくれることでしょう。
1人暮らしん方も家族と住んでいる方も、ぜひ珪藻土バスマットを使ってみてはいかがでしょうか。