みなさんはお気に入りのコンビニご飯ってありますか?
最近ではパスタや親子丼に、卵黄がドンと乗っている商品が増えてきました。
卵黄が1つ乗っているだけで、お店の商品のような印象になりますよね。
でも気になるのは衛生面、いくら彩が美しくてもお腹を壊してはたまったもんじゃありません。
でもこの卵黄、衛生面にも配慮されたすごい食べ物だったってご存知でしたか?
コンビニご飯の卵黄って大丈夫なの?
最近はパスタでも親子丼でも、中央に卵黄がドンと乗っている商品が増えてきました。
まるでお店で出された料理みたいで、食欲をそそられますよね。
食べる前から濃厚な味が想像できます。
ですが卵黄となると、ただでさえ傷みやすい食品です。
それが工場から輸送され、しかも何時間も陳列棚に並んでいるわけですから、やっぱり衛生面で大丈夫なのか気になるところです。
いくら美味しそうな見た目をしていても、お腹を壊してまでは食べたくないですからね。
ですが実はあの卵黄、本物の卵黄ではありません。
正確に言えば、卵黄を加熱して作られた「卵黄風ソース」なのです。
この卵黄風ソースは非常に優秀で、常温だと黄身が固まった状態になっているのですが、反対に加熱するとトロリとした半熟状態になります。
だから温めても固まることがなく、半熟の美味しい卵が食べられるんですね。
キューピーから発売されている卵黄風ソース
卵黄風ソースは、キューピーから主に業務用として発売されています。
卵黄タイプの他にも、目玉焼きタイプや半熟ゆで卵タイプもあるみたいですね。
それぞれ姿は違いますが、基本的には卵黄を加工して作ったソースであることには変わらないみたいです。
原料は卵黄のほかに
植物油脂
還元水あめ
デキストリン
ゼラチン
食塩
などなど。
加熱すると半熟状態になるのは、水あめやゼラチンのおかげというわけですね。
ちなみにデキストリンというのは、デンプンやグリコーゲンを加水分解したもので、整腸作用や血糖値上昇抑制作用などがある成分です。
聞き慣れない名前ですが、健康食品やスナック菓子にも使われていたりもするので、安心感がありますね。
卵黄風ソースでも過信は禁物
卵黄風ソースは過熱されているため、生の卵黄よりは傷みにくくなっています。
とはいえやはり卵黄ですから、そこまで長持ちするものでもありません。
基本的には冷凍で販売されていますが、期限は解凍したその日のうちになっています。
ということは、購入したその日のうちに食べきってしまうのがベストですね。
次の日に持ち越してしまうと、やっぱり傷んでしまう可能性もあるので、注意してください。
あとがき
どんどん進化を続けるコンビニ飯。
まさか傷みにくい卵黄まで登場するとは、夢にも思いませんでした。
ですがあのトロリと濃厚な味わいが手軽に楽しめるなんて、いい時代になったものです。
今度コンビニへ立ち寄ったときには、ぜひ買ってみたいと思います。