みなさん、本日はクリスマスです。

 

親世代の方々は、お子さんにゲームをおねだりされたのではないでしょうか。

 

さすがにまだ購入していないという方はいらっしゃらないと思いますので、今回はおススメゲームの紹介ではありません。

 

今回のテーマは「eスポーツ」です。

 

最近よく耳にするようになった言葉ですが、ゲームがスポーツってどういうこと?とまだ整理できていない方も多いかと思います。

 

クリスマスにお正月とゲーム商戦真っただ中の今、せっかくなのでeスポーツについて紹介していきましょう。

 

eスポーツとは

eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略です。

 

複数人が参加する対戦型のゲームで勝敗を競い合う競技となります。

 

日本だとどうしても「スポーツ=体を動かすもの」と認識があるので、ゲームをスポーツというのは違和感ですよね。

 

しかし世界ではすでに正式な種目としてみなされていて、大規模な大会も多数開かれています

 

アメリカヨーロッパはもちろんのこと、韓国中国などもすでにeスポーツが盛んになっています。

 

またプロプレイヤーも登場していて、トップになると大会の賞金+スポンサーとの契約料で年収1億円をこえるプレーヤーもいるんだとか。

 

もうほとんどスポーツ選手と変わりませんよね。

 

 

この夏にはeスポーツがオリンピック競技になるという話も入ってきました。

 

でも日本ではまだまだ懐疑的な目を向けている人も多かったですよね。

 

しかし8月には「アジア競技大会」にて、”オリンピックのデモンストレーション”という位置づけでeスポーツが行われています。

 

オリンピックも決して非現実的な話ではないのです。

 

どんなゲームがeスポーツなの?

みなさんが疑問なのは、どのようなゲームがeスポーツと呼ばれているかということだと思います。

 

ジャンルでいえば格闘ゲームのほかにFPSTPSRTSスポーツレースパズルカードなどがあります。

 

なんだか聞きなれないジャンルもありますね。

 

FPSやTPSはシューティングゲーム+サバイバルゲームといった感じですね。

 

FPSが「ファーストパーソンシューティング」といい、1人称視点(プレイヤーとゲーム内キャラクターの視点が一致)でゲームを行うのが特徴です。

 

TPSは「サードパーソンシューティング」といい、3人称視点(ゲーム内キャラのすぐ後ろがプレーヤーの視点となる)でゲームを行います。

 

 

 

共通しているのは武器を使って別のプレイヤーと争うという点ですね。最後まで残っていたプレーヤーが勝利です。

 

いま流行りの「PUBG」や「フォートナイ」なんかはこれにあたりますね。

 

 

 

RTSというのは「リアルタイムストラテジー」の略です。

 

ストラテジーの名の通り戦況を見据えて作戦を立てながら敵と戦うゲームなのですが、最も大きな特徴はゲーム内時間とリアルタイムが連動しているところです。

 

1人用ゲームと違って作戦を立てている間も敵が待っていてくれるわけではなく、自分たちが行動している間は相手だって行動しています

 

そのため、少しでも手間取ってしまえばあっという間に攻め込まれてしまうことも。

 

またRTSの中でも特にMOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)というジャンルが人気で、こちらは数人で1つのチームを作り、敵陣地に攻め込むゲームとなってます。

 

このジャンルのゲームである「League of Legends」は日本でも大人気となり、アスリートビザも発行されました。

 

 

先日のアジア競技大会でもこのゲームが行われていましたね。

 

今やゲーム人口は全世界で1億人、日本の人口に並びつつあります。

 

昔から親しまれたゲームも今やeスポーツ化

それ以外のスポーツやレース、パズル、カードなどは皆さんもイメージが付くかと思います。

 

このジャンルはとにかく昔からたくさんのゲームがありましたが、なかでもeスポーツとして盛んなのは、

 

スポーツだと「ウイニングイレブンシリーズ」や「FIFAシリーズ」、

 

 

 

パズルゲームなら「ぷよぷよ」など。

 

 

 

皆さんもよくご存じのゲームですよね?

 

そうなんです、実は皆さんが昔から遊んでいたゲームも、今やeスポーツの競技としてみなされているんです。

 

これらのゲームがオリンピックで開催されたら…面白そうですよね!

 

 

でも同じジャンルでも、eスポーツ化されたゲームそうでないゲームがあります。

 

いったい何が違うのでしょうか。

 

eスポーツ化が認められるゲームの条件としては、

 

・そのゲームが競技として成り立つこと

・3か月以上の運営・販売実績があること

・eスポーツの競技として大会を運営する予定・見込みがあること

・大会を開いた際に興行性が認められること

 

などがあります。

 

要は対戦ゲームであり大会を継続して開くことができ、なおかつ興行性が認められるゲームであれば、どんなゲームでもeスポーツになり得るということですね。

 

実際に大人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」も、コナミと日本プロ野球機構(NPB)の共催でeスポーツ化されたばかりです。

 

今後、他の人気タイトルもeスポーツ化される可能性は十分にあります。

 

そしてゆくゆくはオリンピックへ…!?今はそれも現実になる時代なのです!

 

あとがき

eスポーツに関しては日本は先進国の中でもかなり遅れを取っているといわざるを得ません。

 

しかし、オリンピックの話が出てきているように、ゲームもスポーツ競技として認められる時代になりました。

 

テレビの前でゲーム画面に熱中する、そんな時代も来るかもしれません。